アマゾン Fire Phone
しばらく前から出すとアナウンスされていたアマゾン初の携帯電話。
ついに出ましたね。
世間の注目度も高いようで、記事も多く見受けられます。
ちょっとここではアプリ開発者視点で書いてみます。
アプリの互換性は?
Kindle Fire同様にAmazon Developerサイトにアプリテストをしてくれるページが開設されています。
試しに従来のKindle Fire用アプリをFire Phoneのアプリテストにかけたところすんなり通りました。
ベースが同じAndroidなので当然といえば当然ですかね。
思うにKindle Fire同様、Google API、ハード固有機能以外は普通にAndroidアプリが動くのではないかと思われます。
Fire Phone SDK
まだ日本での発売は未定とのことですが、Amazon公式サイトでは早速Fire Phone用SDKが公開されています。
- ヘッド・トラッキンク
- モーション・ジェスチャー
- アクティブ・ヴィジェット
- ファウンデーション・コントロール
- ユークリッド・コントロール&UIフレームワーク
- ファイアフライ SDK
- ファイアフライ プラグインAPI
いわゆる標準のAndroid SDK(Java)では全てをサポート済みとあります。
他、Android(C++)、Unity、HTML5においてはヘッド・トラッキングは全てサポート済み。
それ以外の機能は未対応か一部対応といった状況。
話題のダイナミック・パースペクティブ(Dynamic Perspective UI)はこれらSDKのヘッド・トラッキング、ユークリッド・コントロール&UIフレームワーク等複数の機能を複合して実装するようです。
一応Developerサイトには情報は上がってきてますが、例によって全て英語ですね。
私的に感じた点など
話題のダイナミック・パースペクティブって結局レンダリングは3Dだと思われるので、これって3DなUnityと親和性が良いのでは?と思ったり。
Fire PhoneでもUnityが幅をきかせてくるのでしょうかね。